【コラム】中小企業デジタル化応援隊の案件検索が復活、ただし再表示される案件数は激減

今月に入って突然中止されていた、中小企業デジタル化応援隊の案件表示がようやく復活した。
ただし案件数は支援希望ベースでたったの30件(7/28午前現在)となっている。

何かしらの不正、不具合により中小企業、個人事業主の支援希望者側に新しい登録項目が必要になり、公式サイトにおける案件検索、表示は一時不能となっていた。
その後書類提出があり、事務局に承認された(支援資格を持ったとお墨付きになった)企業が公式サイトに表示されるようになっている。

ただ今月上旬まで、支援予算の枠を消化していない申請者が数百件あった状況と比較すると、政府系事業としては元に戻ったと言えるレベルには到底ない。
支援したいと思っているコンサルにより、短期的には案件が奪い合いになる可能性も出てくるだろう。
今後は書類提出と再申請を諦めてしまう企業もあると思われ、コロナ禍の支援事業としてはまたしても残念な運用状況に陥ってしまったとできそうだ。