【コラム】中小企業デジタル化応援隊事業が9月16日をもって一時サービス停止、再開は約1カ月後の見込み

既にマスコミでも不正受給が報じられているが、中小企業デジタル化応援隊が不正対応のため明日移行サービス停止することになった。

公式サイトの発表によると、以下サービスは利用不可となる。

>IT専門家、中小企業等それぞれの新規のご登録
>新規の相談案件登録・直接提案依頼の登録・既登録内容の修正(中小企業等)
>支援計画の提出(IT専門家)
>IT専門家・中小企業等間で行われる支援計画の合意

”支援計画の合意”が一時停止されるということは、マッチングがされないという意味でもある。新しい案件の支援申し込みは当面諦めた方が良さそうだ。

また今後の謝金支払い(補助金の支払い)についても、”厳格な審査の上でお支払いいたします。”との記述があり、今後なんらかの追加審査が発生する可能性がある。

当初予定ではマッチングが今月末で終了し、あとは支援フェーズのみ対応する予定だったので、新規で売り上げを立てたいコンサルは、現状はそれほど多くはないと思われる。ただ現在相談や支援を行っている企業やコンサルにとっては支払いなどの遅延も予想され、不正をきっかけとしたごたごたは当面尾を引きそうだ。