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【コラム】9月の案件希望者指数 6月並みの高水準

10/27/2020

当サイトで案件希望者指数(1日あたりの稼働空き・案件参画希望者数を指数化したもの)を定点観測していたところ、9月月初も今年6月並みの高水準が続いていることが分かった。

2020年1月 2020年2月 2020年3月 2020年4月 2020年5月 2020年6月
5.83 15.14 24.85 31.28 23.28 43.83
2020年7月 2020年8月 2020年9月
64.33 35.67 44.00

今年に入ってからの案件希望者指数

この指数は各月月初、各社に案件参画希望として公開されるフリーランスや派遣会社勤務のエンジニア・コンサル・SEの人数を元に計算したもので、案件に参画したいがフリー(要するに参画できる仕事がない)状態の人の増減を示している。

8月の案件希望者指数も夏枯れの時期としては異例の高水準を保っていたが、9月は更に増加、四半期末の影響が出る来月月初を待たずに稼働中止になっている非正規労働者が増加している現状を浮き彫りにしている。昨年9月の数値(18.14)と比較しても2.4倍と高く、コロナ禍以降はここ数年の数値としては異例の状態が続いている。

またここ数か月の傾向としては、月初だけでなく月末にも案件参画希望者が急増する事が多くなっている。特にIT系は月初になると予算がついて新しい案件が見つかるため、これにあわせてフリー状態の希望者も増えていたが、最近は派遣会社やフリーランスが(月末近くになり)雇止めを通告されるとすぐに新しい案件を探すようになっており、少しでも早く次の案件を探したいという切実な状況が垣間見える。

6月末の雇止めの急増を受けて7月の案件希望者指数が急増したように、上半期終了直後となる来月10月月初の案件希望者指数も高めが予想される。各所で報道されているとおり、有効求人倍率も引き続き下落しているため、就労環境の低下はいつが底になるか見通しが立たない状況が続きそうだ。