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【コラム】6月の案件希望者指数は過去2番目の高さ、非正規需要の落ち込みが顕著

当サイトで案件希望者指数(1日あたりの稼働空き・案件参画希望者数を指数化したもの)を定点観測していたところ、6月月初の数値はと先月から大幅に悪化した。コロナパニックによる昨年7月の雇止め頻発に次ぐ過去2番目の高さとなっている。

昨年7月以降の案件希望者指数

この指数は各月月初、各社に案件参画希望として公開されるフリーランスや派遣会社勤務のエンジニア・コンサル・SEの人数を元に計算したもので、案件に参画したいがフリー(要するに参画できる仕事がない)状態の人の増減を示している。

コロナ禍が本格化しつつある昨年6月の数字が43.83で、今年は前年同期比で1.2倍以上の増加となっている。今年4月から5月にかけてやや小康状態だったため、案件を探している人にとってはショックな結果と言えるだろう。

個別の案件で見ると、年齢が低めでかつ高学歴(コンサルファーム経験あり)などのコンサル案件は新規のプロジェクトが見られるなど、比較的堅調な募集が見られるが、JavaやPHP、WEBデザインのようなコーダー向け案件は”いい人が居れば採用”といった確度が弱い案件が散見される。企業は企画検討はしているものの、本格的な制作体制ローンチには至っていないようだ。

現在のようにフリー状態の人が積みあがると、免疫効果の獲得と経済正常化による(待機状態の)解消まで当面のタイムラグが発生すると思われる。今月中旬から月次支援金(https://www.meti.go.jp/covid-19/getsuji_shien/index.html)の申請が始まるので、飲食チェーンやスポーツジム等と取引があった人や、元請けの協業先に飲食業界等が含まれていた人は申請を検討した方が安全だろう。

加えて、コロナ禍の影響が昨年最も大きかったのは7月で、来月は今月から更に数字が悪化する可能性がある。個別の募集状況を見ていると、既にプロパーの支援先が決まらない状態が続いている派遣会社もあると思われる。非正規の募集状況は、夜明け前の最も暗い状態に突入したのかもしれない。弱い立場の非正規労働者がなんとか耐えられるように政府自治体の支援を希望したい。